
2020年、令和2年、今年は間違いなく記憶に残る年になりました。
今年のこと、「コロナ禍」は生涯忘れないと思います。
「バブル崩壊」の時も「ITバブル崩壊」の時も「リーマンショック」の時も「円高不況」の時も、こんなに活動を制限されることはありませんでしたから。
僕は人間社会は「心の絆」で動いていると信じています。
人と会えないということ、移動してはいけないということが「仕方のないこと」として世間で受け入れられているという現実を直視できないでいます。
皆さん、そんなに強いのですか?
インターネットは確かに時間の壁、距離の壁を超えるものです。
心の絆を接続することができるのでしょうか?
僕たちは、もしかすると、「省略」しすぎているのではないでしょうか?
「便利」という概念は人を快適にすると思います。でも、幸せにはしてくれません。
人は他人と同じ舞台に立ち、何かの役を演じることでのみ幸せを感じるものです。
他人と同じ空間に立つということをコロナ禍においても大切にしなければ人は生き甲斐を失ってしまいます。
そうです。人はパンを食べていればそれでいいというわけではないからです。
「仕方のないこと」と割り切ったり諦めたりせず、工夫して人と会うことに努力したいものです。
それは、努力して行うもの、丁寧に行うもの。本来、そうあるべきものです。
2020年、お疲れ様でした。
来年もどうぞ「面談」、宜しくお願い致します。