
1994年6月から歩みを始めたボクの社会人生活も丸30年を経過することになりました
大学を卒業してタダノに入社したわけですが、その頃からバリバリの健康志向であった会社の保健婦さんから「このままだと余命10年程度ね」と健康診断で言われ、社内でブームだったスポーツチャンバラに勧誘されたのですが、「ボクは野生のクマなんですよ」との謎の理論を展開し入部を回避したのです
「木村君は不健康」とのレッテルを貼られ、社員食堂で遭遇する都度、何を食べてるかチェックされる状況に
うどんしかねぇんだからうどんに決まってるだろ オン・ザ・天ぷらだよ
そうして、2か月の本社研修を終え、何の縁も所縁もない静岡の地に配属されて行くのでした
気が付けば30年経ちましたね
ずっと、仕事ばかりしてきました 他にすることなかったんかなぁ
タダノに10年、トモエ自工に20年
今の「Z世代」の若者から見たら、こんな愚かな人生の過ごし方ってないんでしょうね
「社畜」ですよ 残業、残業、休日出勤、また残業 自宅には寝に帰るだけ
なんて「損」な人生なんでしょう
でも、自分、仕事以外に自身の存在価値を見出せる場所が無かったんですよね
仕事は関わった人に喜びを与えるもの その喜びに自分の存在を確認してきたんですよね
それは自分の好きなことだけをしていたら得られない感覚だと思います
「こんな生活をしていたら30年持つ社会人生活が10年になってしまうかもしれない…」とセンチメンタルになりながら
無理に攻撃を避けたり封じるのではなく、 風を受け流す風車のように、 逆らわずに受け、 相手の力を最大限に引き出したうえで、 自分を主張して相手に同意してもらうという、「風車の理論」を実践してきた30年
いろんな、そして、たくさんの笑顔に出会えました
それ以上の対価は要りませんよ