
2008年5月、自らの使命感に燃え、困難に立ち向かうことを決意した男とその仲間たちがいました
その男は自らの造り出す「高所作業車」という機械装置で世界の建設現場に安心と安全を創出することを誓いました
企画・設計する「トラックマウント式」高所作業車は世界の建設現場に革命を起こすものでした
彼は「東京車輛」を立ち上げ、限りある資本の中で最大限できることを模索しました
起業してすぐに「リーマンショック」が襲いました
歴史的な円高も襲ってきました
そこで世界を相手に戦うことを休止せざるを得ない状況になりました
だけど、彼は諦めなかった
自らの生み出した高所作業車を世界が必要としていることを信じて疑わなかった
その間、心ならずも彼の元を離れていった同志もいました
彼の姿が「ドン・キホーテ」にでも見えたのでしょう
今回、僕は台湾で彼の製造販売した「SX-14(14m高所作業車)」が現地レンタル会社様へ納品となり、その運転指導の現場に立ち会うことができました
目の前で彼の夢が実現した姿を観たのです
起業してから15年が経っていました
彼は日本の大手高所作業車メーカー2社が目標としている「高所作業車のグローバリゼーション」をたった数人の仲間と共に成し遂げたのです
彼の名前は片山安宏
ずっと見てきましたけど「本物」とはこういう人のことを言うんですよね