
今回、いろいろと訳があって(と言っても、ディープなものではなく)約8年間、陣を構えていた「横浜COP」事務所(横浜市中区山下町)を移転することになりました。
そもそも、この「横浜COP」は2013年の秋頃、当時グイグイと勢力を伸ばしていた「V.S.O.P」(分かる人には分かりますよね)軍団のクレーン業界大暴れ状況になんとか歯止めをかけるべく「真田丸」的な位置づけとして業界の良識あるホワイトナイトの方々の要請により開設した出城だったわけです。
当時、V軍団の成長のカラクリを論理的に指摘すると、Sリース(誰かどうにかしてください)の人たちから「木村さんはV軍団の成長をひがんでる」「所詮、負け組の遠吠え」「V軍団こそ業界のセレブなのです!」と揶揄され、「魚が100匹しかいない池で150匹釣れるわけがない」と例えても、「それ以上言うと名誉棄損で訴えられますよ」と言論弾圧される始末。
じゃあ、もっと言ってやろうと思い立ち、各リース会社の建設機械チームがいる都内に近い場所に論陣を張ることにしたわけです。
その帰結としてSリースの人たちは全く来なくなりました。お元気でしょうか?
僕は基本的に建機ブローカーから派生した建機サプライヤー、建機バイヤーが巨大なストックを保有するという業界ビジネスモデルには反対の立場です。
巨大なストックを有し業界をマネージメントするなら巨大な資本(人的、物的)を背景とすべきと考えています。
巨大な資本がハード(箱)、専門的な知識、経験を持つバイヤーがソフト(中身)となり、相互に補完する形を理想としています。
片方が両方をやろうとすると手段と目的がごちゃまぜになり、「暴走」するのです。
その「あるべき業界の姿」を実現すべく、横浜COP事務所は存在しました。
そして、一定の役割を終え、混迷を極める時代状況の中、次のステージに進んでいきます。
ありがとう、横浜COP。とびきり派手にサラバだぜ。