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渦巻くコロナ禍の中、幕張メッセで強行開催された「建設・測量生産性向上展」に参加してきました。
現在の建機業界のトレンドは「無人化」「遠隔操作」「IOT」「DX」なのですが、まさにトレンドを疑えという訳で、いろいろ見ましたけど、「それ、要ります?」のオンパレードで、パスタにいろいろかけてたら味が混沌と複雑化してしまって、原価がメチャ高くなったわりには味は微妙という高級イタリアンの悲劇を連想させることに。
そんな中、「Lifting Solution で新たな価値を」を旗印とする「TADANO」さんのブースに立ち寄らせてもらいました。
出店していた技術はスマホを利用したカーゴクレーンの故障診断ツール。マニュアル通りに壊れるといいですね♪♪
で、立ち去ろうとしていた時に、リュックを背負った男が視界に入り、眼が合い、「あっ、水野君だ」と。
向こうもこちらに気づき、約18年ぶりの邂逅となりました。
確か最後に会ったのは、僕がタダノ両国ビルの1階にいた頃で、水野君はタダノの広報をやっていて彼がプロヂュースした「GA-1500N」のカタログにいちゃもんを付けに行った時でしたね。「表紙がピンクはねえだろう」と。
彼は1994年タダノ入社の7人の内、最後に残っている僕の「同期」です。
有藤、井上、印藤、山中、高山、そして僕と後の六名はそれぞれの道を歩むことになりバラバラですが、残っている水野君がそれぞれを精神的な部分でつなぎとめているのではないかと思います。
久々の再開ということもあり「ちょっと一緒に写真撮ろう」と持ち掛けると「ソーシャルディスタンスだから」とやんわり拒否してきたので、マスクを引きはがし強引に撮影敢行です。そして、無許可の顔出しの刑に処すということで。
顔を見るだけで嬉しくなる、それ以上でもなくそれ以下でもない。時を積み重ねて共有できる感覚。
「久しぶり、元気?」 一番、好きな挨拶です。